2027〜2028年の航路を発表 ── 新造船で世界の海をもっと深く、もっと自由に

スタッフ
7月10日
読了時間: 5分

エメラルド・クルーズが、オールインクルーシブのスーバーヨットの2027〜2028年の新シーズンを発表しました。

新造船「エメラルド・ライヤ」のデビューを含む25の新航路、70カ国200以上の港を訪れる壮大な展開。今シーズンのテーマは「Explore farther, linger longer」──世界の魅力的な海岸線を、より深く、ゆったりと巡る旅です。

2026年の新造船「エメラルド・カイア」就航に続き、2027年に同型船「エメラルド・ライヤ」も新造船デビュー

新造船「エメラルド・ライヤ」デビュー　

2027年4月8日、マルタ島ヴァレッタ出港～アテネ下船の10泊クルーズで「エメラルド・ライヤ」が華々しくデビュー。ギリシャのレスヴォス島やスキアトス島、トルコのケペズ、イタリアのパンテッレリア島など、19の新港を含む航路が登場します。古代トロイやガリポリ半島へのアクセスも可能で、歴史と自然が融合した旅が待っています。

●エメラルド・ライヤの処女航海

2027年4月8日出港　ヴァレッタ乗船～アテネ下船

旅の始まりは、マルタの首都ヴァレッタ。世界遺産にも登録されているこの街は、歴史が息づく生きた博物館のような場所です。旧市街からの出航シーンは圧巻です。

シチリア島では、ギリシャ・ローマ時代の円形劇場が残るシラクーサや、雄大なエトナ山の景色を堪能。サントリーニ島には圧倒的な世界遺産イア村があり、パトモス島では敬虔な宗教遺跡を訪れます。

そして旅の終着点は、古代の栄光と現代の活気が融合するギリシャの首都アテネ。この航路では、歴史と文化の深さを改めて感じることができるでしょう。

（エメラルド・カイアと同型船）

エメラルド・カイア

4隻のヨットが世界を巡る──地域別ハイライト

エメラルド・アズーラ：アドリア海と中南米・コスタリカ＆パナマの絶景

就航年：2022年（乗客定員：100名）

春夏はクロアチアのドゥブロヴニク、ギリシャのコルフ、ヴェネツィアへ。限られた船だけが許されるサン・マルコ広場前の入港ルートを通過。
コリント運河の昼間通過も体験可能。断崖に囲まれた狭水路を進むスリルは格別。
冬はカリブ海と中南米・コスタリカ＆パナマクルーズへ。パナマ運河の全通過、ボカス・デル・トロやケポスなどの秘境を訪れ、マヌエル・アントニオ国立公園でのエコアドベンチャーも。

エメラルド・サカラ：西地中海の洗練とカリブ海のゆるやかな癒し

就航年：2023年（乗客定員：100名）

サントロペ、アマルフィ海岸、ニースなど、ヨーロッパの華やかな港町を巡る。
コルシカ島やサルデーニャ島のアルバタクス、パンテッレリア島など、大型船が訪れない隠れた名所も。
冬はカリブ海でアイランドホッピング。ネイビス島のチャールズタウンやイレ・デ・サントなど、白砂のビーチとコロニアルな街並みが魅力。

エメラルド・カイア：アドリア海の歴史とカリブ海の島々での休暇を満喫

就航年：2026年（新造船）（乗客定員：128名）

アテネ発でヴェネツィア〜ドゥブロヴニク間の7泊クルーズ、ローマまでの9〜12泊航路も。
冬はカリブ海へ。サンファンやアンティグア発の片道航路で、ビエケス島、モントセラト島、セントジョン島など、素朴で静かな島々を訪問。

エメラルド・ライヤ：東地中海とセーシェル・東アフリカへ

就航年：2027年（新造船）（乗客定員：128名）

夏はギリシャ・トルコの秘境を巡る。デロス島やカタコロなど、神話と歴史が息づく地へ。
冬は紅海と東アフリカへ。セーシェルのラグーン、モンバサのスワヒリ文化、サウジアラビアの「アラビアのグランドキャニオン」ことアル・ディサ峡谷など、冒険心をくすぐる航路が満載。

エメラルドのスーパーヨットは大人気。さらに旅のスタイルが進化しています

100〜128名乗りのスーパーヨットスタイルだからこそ、アクセス可能な港が豊富にあります。
寄港先でのオーバーナイトや遅めの出航を増やしていきます。ゆっくりと楽しめるクルーズへ進化。
スーパーヨットの船内はあらゆるものにすぐ手が届き、疲れ知らず。ゲスト一人一人に対応できるパーソナルなサービスが魅力です。
リバーと同様に、多くの寄港地での観光が含まれています。空港～港間の送迎、チップ、Wi-Fiが無料、ランチ・ディナー時には無料のワインやビール、ソフトドリンクが提供されます。有料のDiscoverMOREもあります。
7泊・9泊・10泊・12泊の航路を連続乗船で予約することが可能です。長めの航路をご希望の方に朗報です。